エリアガイド 美味と観光モデルコース
三島市
水の都 三島とうなぎ

古くから三嶋大社の門前町として、また東海道の11番目の宿場町として栄えた三島市。街のいたるところで富士山の伏流水が湧き出る水の都でもあり、箱根西麓の豊かな土壌と気候はおいしい食材を育みます。推定樹齢1200年の金木犀や15種類200本の桜の名所でもある三嶋大社、国の「天然記念物及び名勝」に指定されている楽寿園、日本100名城にも選ばれた山中城跡等、太古から続く自然も豊かで、源頼朝が源氏再興を志し、若山牧水、太宰治、井上靖等多くの作家にもこよなく愛された歴史と芸術の街でもあります。

富⼠⼭に育まれた清らかな湧水を水源とする三島の水は、昔から名水として知られています。酸素を多く含む活水にうなぎを数日間さらすことで、特有の生臭さや泥臭さを消し、余分な脂を落とし、本来の味わいを引き出します。富士山の恵みである清冽な水によって引き締められたその身こそ、三島うなぎの美味しさの秘密です。


「裂き三年、串うち八年、焼き一生。」丁寧に身を開く。腕と感性が求められる繊細な焼き加減。長年継ぎ足している家伝のたれ。団扇の使い方ひとつで仕上がりが違います。銅製せいろで蒸した後、高温でしっかり焼き、ほどよい加減で脂を残すことで、食べ飽きることのないふわりとかるみのある味わいが生まれます。

観光モデルコース


源兵衛川
