静岡ガストロノミーツーリズムブランド「美味ららら」の体験コンテンツとして、静岡県内のガストロノミーツーリズムの要素を体験するツアーの造成に、昨年から取り組んでいます。
2022年度はモデルツアーを作成し、2023年度はそのツアーをベースに各地区で地域の方々とワークショップを開催。ワークショップで出た案をもとにフラッグツアーを造成し、下記メディア向けファムトリップを行いました。年度内には体験コンテンツの販売までを行う予定です。
モデルツアーの内容 【
浜名湖】【
伊豆半島】【
遠州三山】【
駿府】
ファムトリップ後の掲載記事 【
ディスカバージャパン】 【
料理通信】 【
サライ】 【
MATCHA】
今回は、フォーラム会員の皆様に、ワークショップの内容をご紹介いたします。
1回のワークショップは約2時間半。当日の目的、ガストロノミーツーリズムの概要説明、先行4地区の事例紹介、当日のゴールイメージの共有、そして90分程度のワークを行ないます。
ワークショップはコンテンツの販売までを目的にしていますので、ガストロノミーツーリズムの要素に重要となるシェフ、生産者、文化施設の関係者だけでなく、旅行商品の販売や旅行実施の際に関係する事業者の皆様にもお集りいただいています。
ワークではまず5,6人のチームに別れて、地域のガストロノミーツーリズム要素を棚卸し、チーム内で共有を行います。ガストロノミーツーリズム要素は①地域食材・料理 ②伝統的な食文化 ③地理・地形的要素 ④食を取り巻く歴史・文化的要素の4軸でポストイットに書き出します。その後、チームで発表しあいながら模造紙に整理していきます。*30分程度
次に、ガストロノミーツーリズムへの理解を深めるためのプランの型であるウォームアップ→食体験→クールダウンの流れに棚卸したガストロノミーツーリズム要素を当てはめて全体の流れを作ります。*40分程度
最後に、作成したプランにタイトルや届けたい体験メッセージ、ターゲット像、メインの体験と背景ストーリーなどを整理してワークショップの終了です。
現在までに、先行4地区(駿河駿府、遠州、浜松浜名湖、西伊豆)に加え、富士宮、井川でワークショップが行われました。
今後、このようなワークショップを各地で実施し、静岡県のあちこちで「美味ららら」を体験できるコンテンツを作っていきたいと考えております。