ららら旅

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【駿府】匠の歴史と文化が行き交う東海道の食彩を巡る旅
徳川家康が隠居の地に選んだ駿府の地。駿府では神社仏閣の建造にあたり、漆職人や指物師、大工などが全国から集められ、その後も定住したことから、駿河竹千筋細工・和染・木工・漆・陶芸など様々な伝統工芸が色濃く受け継がれています。また、東海道を行き交う人々の交流の中で様々な食文化も交差してきました。歴史と食文化が息づく駿府。古に思いを馳せながら駿河・静岡の食をご堪能ください。


【漆工芸を体験】駿府の工房 匠宿で漆塗の文化に触れ、箸作りを体験


駿河漆器や井川メンパなど、食事に使用する伝統工芸も多数あり、食と匠の技術は深く人々の暮らしに結びついています。匠宿ではその歴史に触れながら、伝統工芸体験が可能。家康公のお膝元で「創る・遊ぶ・学ぶ・触れる」体験をお楽しみいただけます。ツアーでは漆研ぎでマイ箸作りを体験。色や長さをご自身で選び、研ぎ方次第でオリジナルの箸が完成します。国内でも最大級の伝統工芸体験施設で駿府ならではの工芸文化に触れてください。


【丸子宿でとろろを体験】東海道を行き交う人々の憩いの場「とろろ汁の丁子屋」


創業1596年。東海道五十三次20番目の宿場「丸子宿」に、東海道を行き交う人々をもてなしてきた「とろろ汁の丁子屋」があります。初代から場所を変えることなく人々を迎えてきた老舗。その佇まいは歌川広重の浮世絵に描かれている茅葺屋根の古民家の姿を今も残し、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような感覚にさせてくれます。東海道の歴史や自然薯栽培についてなど、丁子屋の14代目と自然薯づくりを継承する若手農家の杉田さんからのお話を聞きながら、昔ながらのとろろ汁をお召し上がりください。


【漆文化を神社で体感】徳川家康ゆかりの総漆塗り極彩色を施した静岡浅間神社


通称「おせんげんさま」と呼ばれている静岡浅間神社は、神部神社・浅間神社(二社同殿)、そして大歳御祖神社の三社をお祀りし、二千年以上前から人々に広く信仰されています。境内には26棟の社殿があり、そのほとんどが総漆塗り。全て国の重要文化財に指定され、現在は2014年から20年かけて行われている漆の塗り替え作業中で、既に美しく塗り替えられた楼門や北回廊など、艶やかな建物を見ることができます。権禰宜と共に境内を巡りながら、その歴史と漆文化の話に耳を傾け、古に思いを馳せてみるのも一興です。



【特別体験ポイント】
むかご焼酎1杯つき 
・静岡在来種の自然薯と、14代目店主セレクトの出汁で作ったとろろ汁の食べ比べをお楽しみください。
・浮世絵に描かれている茅葺き屋根を現代に蘇らせた丁子屋の風情はまるでタイムスリップしたかのよう。東海道の歴史と共に14代続く丁子屋に残る資料も店主自ら説明してくださいます。
・若手自然薯生産者の杉田氏から丹精込めて1年をかけて作られる自然薯の生産方法や特徴などを直接伺います。
・少人数にて開催(最大8名)。静岡県のガストロノミーツーリズムの取り組みを担っているエリアコーディネーターがツアーに同行します。

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関連情報
サライ掲載
Discover Japan掲載
駿府・駿河の伝統工芸に触れ、江戸時代から親しまれている食を味わう静岡ガストロノミーツーリズム|前編
https://discoverjapan-web.com/article/115778

駿府・駿河の漆芸文化を学び、老舗料亭で旬の美味を地酒とともに堪能。静岡ガストロノミーツーリズム|後編
https://discoverjapan-web.com/article/115823
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