駿河湾の恵みを生かした職人技が光る江戸前すしと 数々の賞を受賞している朝日園の川根茶とのマリアージュを堪能
本来、江戸前すしは江戸の前(東京湾)で獲れた魚介を握ったすしのことを指していました。その後、冷蔵技術がなかった時代、酢で〆たり、煮汁で煮たり、塩をしたり、タレに漬け込んだりと、さまざまな加工を加える技術のことも「江戸前」と定義されるようになったのだとか。「穴子の魚竹寿し」では、駿河湾の豊かな恵みや全国の旬の美味を取り揃えて、一貫ごとにちがう丁寧な仕事を加え、江戸前すしを提供しています。
女性だからこその繊細な手仕事で美味しい江戸前すしを提供。
全てのすしだねに江戸前技術を施す、すし職人の千葉由美氏。圧倒的に男性の多いすしの世界で光を放つ女性すし職人だが、逆に女性ということにこだわらず、美味しいすしを握れるかどうかを常に意識し、研鑽を惜しまず、素晴らしい職人技で人々を魅了しています。優しい笑顔の中に、職人の清潔感と凛々しさを持つ千葉氏。すしの魅力と共に、それを支える静岡県産の食材の魅力についても存分に語ってくれます。
川根「朝日園」の女性茶師が江戸前すしに合わせて静岡茶をペアリング。
静岡県内の銘茶の産地の中でも、全国にその名を馳せている川根茶。
肥沃な土壌と大井川の川霧に恵まれ、極上の味、香りを生み出す茶産地として発展したのが川根エリアです。朝日園はここ川根で創業から半世紀余、全国品評会農林水産大臣賞受賞をはじめとし、農林水産大臣賞や静岡県知事賞受賞など、常に最高の味を追求し、高品質のお茶を提供し続けています。
茶師である朝比奈美紀氏が千葉由美氏の握る江戸前すしに合わせてお茶をペアリング。両者が織り成す絶妙な味わいのペアリングをお楽しみいただきます。
江戸前すしと静岡茶の繊細で感動的なマリアージュを。
元々、冷蔵技術がない時代に保存がきくように手を加えれたのが江戸前すしで、お酢、わさび、緑茶の3つに菌を消す効果が期待され、江戸前すしと共に好まれてきました。江戸前すしと切っても切り離せないのが「お茶」なのです。
魚竹寿しでは、旬の魚介をすしだねとし、白身魚は昆布〆に、赤身は漬けに、蛸はやわらかな桜煮に、名物の穴子は秘伝の技術で仕上げるなど、四季折々の魚介の状態に合わせて職人の技を加え、様々な味を楽しませてくれます。そこに合わせるお茶は決してすしの邪魔をせず、脇役でありながら素晴らしいハーモニーを奏でます。茶葉の種類、淹れ方、温度など、茶器にもこだわり、得も言われぬ江戸前すしとお茶のペアリングを心ゆくまでご堪能ください。
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