ららら旅

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【1泊2日】西伊豆のジオの恵み「わさび」と地元食材を堪能する美食体験

伊豆半島の特異な地形が生み出す清らかな水、そして多彩な食材たち。


「夕陽日本一宣言のまち」として、美しい夕陽を望むことのできる西伊豆町。その西伊豆町のちょうど中央に位置する宇久須地区の海沿いから山間まで、本当にここにグランピング施設があるのかと疑いたくなるような山道を3kmほど車で進むと、突然林が開け、大きなトレーラーハウスが4棟並ぶ「わさびビレッジ」が現れます。
そこは、2022年10月にオープンしたグランピング施設。わさびビレッジのその名の通り、わさび農家である藤井ご夫妻が営み、わさび沢でのわさび収穫体験や薪割り体験、しいたけ狩りなどを楽しむことができる、伊豆の大自然に囲まれた「大人の秘密基地」がテーマの施設です。
 

西伊豆の湧水が育む無農薬わさびの魅力。




わさびビレッジから更に山奥に進むこと徒歩約10分。段々に積まれたわさび沢には伊豆の山々の恵みである湧水が水量豊かに流れ込み、見るからに力強く美しい青々としたわさびがわさび沢一面に広がります。ひどく荒れてしまい、原型を留めないほどのわさび沢を、石を積みなおし、土を入れ、水路を整備して生まれ変わらせた藤井ご夫妻。収穫できるようになるまで6年の月日を要したといいます。世界農業遺産にも認定された「静岡水わさびの伝統農法」で生産される美味しいわさびは、豊かな水があってこそ。太古の昔から噴火を繰り返し、雨量の多い伊豆ならではの地質と気候、ミネラル豊富な水と生産者である藤井ご夫妻の想いが美味しいわさびを作り出しています。

地域おこし協力隊でもある、フレンチ料理人の新井シェフ。


2022年4月に東京から家族と共に移住してきた新井雄貴氏は、西伊豆のありのままの自然が残された土地に魅力を感じ、この地に移住を決めたのだとか。地域おこし協力隊として活動もしつつ、今は実店舗を持つための準備をしながら、出張料理人として、伊豆の食材を生かしながらその腕を振るっています。

伊豆の大地の恵みを存分に味わう。

  約2000万年前に誕生した伊豆半島。フィリピン海プレートの移動によってはるか南の海から移動し、今なお本州に押し込み続け、多様な大地を育み続けています。豊かな景観はもちろん、火山によって作られた肥沃な土壌、豊富な湧水、日本一深い駿河湾に育まれる豊かな漁場に恵まれた伊豆半島。安定した水温と水量の湧水が風味豊かなわさびをつくりだし、日当たりの良さと水はけの良い土地が美味しい柑橘類を、そして深い海にはタカアシガニをはじめ、多種多様な魚介が生息しています。
そんな伊豆の豊富な旬の食材を生かしながら、地域の食文化にも精通した新井シェフが素晴らしいフランス料理の数々に仕上げ、食材の紹介とともにコースに仕上げます。満天の星空のもと、オープンエアでいただくディナーはまた格別。
朝食には、西伊豆に受け継がれている鰹節を自身で削り、収穫仕立てのわさびを擦り下ろしてわさび丼に仕上げます。食後は、湧水で淹れたコーヒーを。ここ西伊豆でしか体験できない多彩な食をお楽しみください。

この体験についてのお問合せはこちら
FIEJA TEL:054-347-3600
https://fieja-japan.com/about/#contact
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